今夜のお供(11月12日)

 今夜のお供は、クルミです。

 美味しいですよねー(╹◡╹)♡

 先回の「アーモンド」と同様、素焼きのクルミです。

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  素焼きのナッツ類は本当に美味しいと私は思います。まぁ、この辺は好き好きですから、異論もあるかも知れませんね。甘さや塩味がついていないと食べた気がしないという方もいらっしゃるでしょう。でも、私はあくまで素焼き派です。

 なんというか、ローストすることでシャープに仕上がった素材そのものの味を、咀嚼することで口の中に解放していくプロセスが心地良いのではないかと思います。

 アーモンドなら「カリッ」、クルミなら「サクッ」という、歯応えもまた、美味しさの一部ですよね。自らの内部に蓄えられた旨味を逃すまいと護りを固めているナッツたちの抵抗を打ち破って、その美味しさを手に入れる達成感のようなものを与えてくれるのが、それぞれの歯応えなのではないでしょうか。

 そんなことを考えながら一杯(じゃすまないな(≧∀≦))やるのも乙なものです。

 ところで、今私は「クルミ」という表現をしましたが、ひらがなの「くるみ」、漢字の「胡桃」もありますよね。それぞれ字面が全く異なりますから、同じ「音」でも受けるイメージが随分異なります。

 私の勝手なイメージでは、「胡桃」は木の枝に実っている殻のままの姿を、また「クルミ」は食材として加工された姿を、そして「くるみ」はその両方を表しているような気がします(個人の意見です(╹◡╹))。

 表記方法を三通りも持っている言語は他にはないのではないでしょうか。表現方法が多彩であることはまた、その言語を操る人々の心の持ちようを多彩にしてもくれている気がします。