今夜のお供(11月17日)

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  今夜のメインはアーモンドではありません。

 そうです、この素敵なデザインの缶ビールです。

 富士山の伏流水で育った米を使用した、アサヒの静岡県内向け限定醸造ビール「富士山」です。このシリーズの最初をパパドとともに飾ったのも、静岡限定の「三ケ日みかんチューハイ」でした。

torazammai.hatenadiary.jp

 いずれも静岡在住の友人が送ってくれたものなのですが、葛飾北斎の代表作とも言える「神奈川沖浪裏」を大胆に使用したこの缶は、デザインとしても秀逸ですね。

 中身ももちろん美味しかったです(╹◡╹)

 それにしても、北斎によるこの躍動感溢れる波頭は、見るたびに惚れ惚れします。その構図も含め、世界中の芸術家に多大の影響を与えたというのも頷けますね。

 「神奈川沖浪裏」は、「富嶽三十六景」の一枚ですが、当時の浮世絵作家にとって、富士山は格好のテーマだったのでしょうね。「東海道五拾三次」や「木曽街道六拾九次」などの作品集を残した歌川広重も、たくさんの富士山を描き残しています。

 随分前になりますが、静岡県由比町にある東海道広重美術館を訪れた際に、「広重風景版画展」というブックレットを購入しました。

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  今でも時々見ているのですが、やはり富士山が登場すると画面が締まりますね。

 これはまさに、由比からの富士の姿です。

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  由比町では、間近に富士を望みながら、桜海老生しらすを美味しくいただいた記憶があります。

 機会があったら、また行ってみたい場所の一つです(╹◡╹)